契約費用・契約書チェック
さて、いよいよ契約のとき、借り手のチェック項目は下記のとおり。
1.契約に必要な書類
(1)本人
印鑑、印鑑証明書、住民票、収入証明書
(2)連帯保証人
印鑑証明書、住民票、収入証明書
2.契約に必要な費用
(1)保証金(関西)/ 敷金(関東)
物件を借りるときに貸主へ預けるお金のこと。
なので、解約するときには、返ってくるはずだがそうはいかず、解約引きされることがほとんど。
関西の保証金では、家賃の5~10ヶ月相当が一般的。
関東の敷金では2~3ヶ月が一般的。
(2)礼金(関東)
物件を借りるときに貸主へあげるお金のこと。
”貸してくれてありがとう”という意味で「礼」金となる。。
礼金は1~2ヶ月が一般的。
(3)前家賃
家賃は月末に来月の家賃を払う「前払い」が一般的なため、この家賃のことを前家賃と呼ぶ。
(4)仲介手数料
契約が成立した場合に、不動産仲介会社に支払うお金のこと。家賃の1か月分が相場。
(5)火災保険料
物件を借りる借主が火事を起こした場合などに、対応できるように火災保険に加入させられることが一般的。
3.契約書チェック項目
(1)家賃
金額、支払い方法、支払日、料金の改定
(2)契約
期間、更新、解約の方法。従来の借家契約か否か
(3)特約事項
解約時に返ってくるお金。
修理の費用
(4)禁止事項
ペットの飼育、楽器の演奏など。
場合によってはベランダに洗濯物を干すのを禁止しているところもありますので要チェック!